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日本のサッカー教育に足りないもの

ちょっと昔の話になりますがNewspicksの永里選手の記事でとて共感できることがありました。

テーマは「認知力と処理能力」オフ ザ ボールの場合と特化されて記事は書かれていますが、個人的にはどちらも重要で優劣はないと思ってます。

認知ー情報処理ー実行

ということですね。噛み砕くと「周りを見て」「考えて決断して」「実行する」ということです。一言にすると「考える」ことです。

1番難しいのが「情報処理」の部分です。オンザボールであれば、パスするのか、ドリブルするのか、シュートするのか、何もしないのか、前か後ろか右か左か上か下かなど無限大にある選択肢の中から最適解を導き出さないといけないからです。オフザボールでも同じですね。

昨日のオーストラリアvsUAE戦のように 、自陣でのパスミスなど、この部分が勝負を決めることも少なくありません。しかし、ここは最後の最後の部分でそれまでに膨大な駆け引きが行われています。それも超絶なプレッシャーの状況の話です。


「言われたことしかできない」と日本人はよく言われます。クリエイティビティがないとも。この部分と情報処理とはとても関係があります。それは「自分の頭で考えてない」ことです。正確に言えば自分の頭で考える練習をしていない/させてもらっていないだと思います。


クリエイティビティというのは膨大な情報をインプットし、その中であるロジックに沿ってアウトプットすることです。一つのことを極める職人技みたいなのとは逆の発想です。日本人は「型」が好きで、同じことを何度も練習する。確かにスキルに関してはある程度必要なことではありますが、状況は常に目まぐるしく変化し、同じ状況は絶対にありえないので、「型」というのが大枠でしか機能しないわけです。


よく、イニエスタやブスケツがそっちにターンすんのかよ!?的な軸足の裏を通すターンしますしたよね。あれ別に難しくも何ともなくて誰でも出来るやつです。技術的にはね。でも、試合中にレアルの選手が猛烈に迫ってくる中でその判断ができるかというとそれをできるのは世界で数人なわけです。当時のクラシコでのブスケツのターンは味方も騙されていたと思いますw みんな止まっていました。


でも、ブスケツにとっては単純に最適解を選んだわけで、そのプレーが最もリスクが少なく試合に勝つために効果的と判断しただけの話ですね。ブスケツはその判断が世界一的確なわけで、あんなにノソノソしてるのにボール絶対に取られないし、味方にボールを素早く供給できるわけです。


話を戻すとクリエイティビティには膨大なインプットと素早いアウトプットが必要なわけです。仮にダッシュといくつかの型しか練習していなければ、導ける解の幅は狭まります。水を飲まない、1000本ダッシュなどは真逆。思考を放棄しないとやってられません。その結果、クリエイティビティは失われていくわけです。


オフザボールFWの場合にしても、その場にいるのか、相手を引きつけてスペースを作るのか、ボールに近寄るのか、DFラインの裏を走るのか、選択肢は山ほどあります。その辺、カバーニやレバンドフスキは超絶ですね。

日本の強みは「組織力」とよく言います(言われてるのは聞いたことありませんw)。ただこれは皆が同じようなことしているからまとまるだけであって、クリエイティビティが足りないことの裏返しなんじゃないかなって心配してます。スペインやブラジルなどでは育成年代からクリエイティビティを伸ばす教育がなされています。皆さんも是非一度、スペインやブラジルの育成キャンプに参加されて、日本のサッカー教育に足りない独創性と瞬時に最適解を見出す力を養ってきてください!


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