レアル・ソシエダで躍動する久保建英が、スペインのラジオ局のインタビューで、「日本人がスペインでプレーする難しさ」について語っていた。
近年では、久保や乾貴士(現・清水エスパルス)などがインパクトを残しているとはいえ、それまでは他のリーグと比べてラ・リーガで成功する日本人が少なかった。
「日本では、君にとても注目しているね」と質問を受けた21歳は、「特にラ・リーガは、言語や文化の違いにより日本人にとって難しい国だったんだ」と語り、こう続けている。
「僕は自分のことを他の日本人よりオープンな人間だと思っているけど、僕たちには敬意を払う文化があるんだ。それは良いところでもあるけど、スペインでサッカーをやるには、少し難しくなるよね。そのために、ラ・リーガは日本人にとって最も成功するのが難しいと考えられてきたんだ」
スペインの名門バルセロナのカンテラ(下部組織)でプレーしていた久保はスペイン語が流暢で、その明るく、上下関係をあまり気にない性格はソシエダや日本代表のチームメイトも認めている。
18歳からラ・リーガでプレーするレフティは、ピッチ外でチームに溶け込むことが成功の秘訣だと考えているようだ。
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